スクラッチで多段ジャンプを作る方法【カンタン】

所要しょよう時間あいだじかん: 15分ふん.

二に段だんジャンプ、三さん段だんジャンプなど空中くうちゅうでさらにジャンプをする多段だんただんジャンプを実装じっそうします。

1. 緑みどりの旗はたが押さおされたときを置くおく

   最初さいしょのブロックを置きおきます。
   

   

2. 初期しょき化か処理しょりを行いおこないます

   とくにY座標ざひょうが重要じゅうようです。ここを地面じめんと仮定かていした上うえでの実装じっそうになります。
   Y座標ざひょうを指定していするのではなく、スプライトや色いろを指定していした方かた法も頻繁ひんぱんに利用りようされます。
   

   

3. 変数かずへんすうの定義ていぎと初期しょき化か

   現在げんざいのジャンプ回数かずかいすうと、ジャンプの高たかさに影響えいきょうするジャンプ速度そくどを定義ていぎして、初期しょき化かしておきます。
   

   

4. 空中くうちゅうにいる間あいだの処理しょりを実装じっそうします

   再びふたたびY座標ざひょうを使っつかって、空中くうちゅうにいるのか、地面じめんにいるのかを判定はんていしています。
   ここは初期しょき化かと分ふんけて、別途べっと緑みどりの旗はたが押さおされたときブロックを配置はいちしてもOKです。
   

   

5. 地面じめんにいるときの処理しょりを記述きじゅつします

   変数かずへんすうを初期しょき化かしておきます。また、着地ちゃくちのタイミングによっては地面じめんより下したに沈み込んしずみこんでしまうため、改めてあらためてY座標ざひょうを-129に設定せっていします。
   

   

6. 空中くうちゅうにいる場合ばあいの処理しょりを記述きじゅつします

   空中くうちゅうにいるときは、ジャンプ速度そくどを徐々じょじょにマイナスします。これは重力じゅうりょくジャンプと同様どうようです。（厳密げんみつには重力じゅうりょくの計算けいさんはもっと複雑ふくざつですが、これでも簡易かんい版ばんの重力じゅうりょくを演出えんしゅつできます）
   

   

7. ジャンプする処理しょりを記述きじゅつします

   常つねにY座標ざひょうとジャンプ速度そくどが連動れんどうするようにコードを組みくみます。ジャンプ速度そくどは地面じめんにいるときは0（ゼロ）なので、何なんも起きおきません。
   

   

8. ジャンプするトリガー処理しょりを記述きじゅつします

   上うえ向き矢印やじるしキーでジャンプするとします。
   

   

9. 多段だんただんジャンプの制限せいげんを書きかきます

   ここで指定していする数かず値すうちの数かずだけジャンプができます。
   

   

10. ジャンプの初動しょどうを記述きじゅつします

    Y座標ざひょうがいっきに10増えふえるふえるようにします。さらにジャンプ速度そくどが7なので、合計ごうけいで17増えふえていきます。ジャンプ速度そくどは上うえ述した処理しょりによって-5ずつ変化かします。
    また、ジャンプした回数かずかいすうも加算かさんしておきます
    

    

11. 最後さいごに長押なげししした際さいの予防よぼうをします

    最後さいごに0.1秒びょう待つまつことで、長押なげししされても多段だんただん回数かずかいすうが正常つねに動きうごきます。