さぁ、スクラッチでナニ作る!?
チュートリアルの元になった作品
今回の目標
白いフェーダースプライトを使って、ペンキャンバス上の描画をじわっとフェードアウトさせる仕組みを作ろう。
スターター作品をリミックスしよう
このチュートリアルにはスターター作品があります。使わなくても大丈夫だけど、最低限の素材などが用意されてるので便利です。
スターター作品をダウンロード
#1まずネコをスタンプする
画面全体をじわっと白くフェードさせる「ホワイトフェーダー」を準備するよ。ステージをまるごと覆う白いコスチュームを使うのがポイントだよ。
準備
スプライト「ホワイトフェーダー」を開く
| スプライトについて |
|---|
| ペンのスタンプとゴースト効果を使い、画面全体を白くフェードさせるスプライト |
| どんな役割か |
| 画面全体を白くフラッシュさせる演出を作るよ!白いコスチュームをスタンプで何度も重ねて、じわっと白くなるフェード効果を実現するんだ。ゴースト効果を使うのがミソだよ。 |
実装
が押されたときでスタートしたら、まず隠すで姿を消して、座標(0, 0)のステージ中央に配置しよう。このネコをフェードアウトしていく。
#2フェーダーの準備
「白」コスチュームに切り替えるよ。非表示のスプライトでもスタンプはペンレイヤーに描画されるけど、もし隠さなかったら白い四角がゲーム画面に丸見えになってフェード演出が台無しになってしまうから、隠した状態がベストなんだ。
「見えないのにスタンプできる」って不思議に思うかもしれないけど、これがScratchのペンレイヤーの面白いところなんだ。スタンプはスプライトの現在の見た目をペンレイヤーに「焼き付ける」命令で、表示/非表示とは完全に独立して動くよ。この性質を活かせば、裏方のスプライトに複数の画像を持たせておいて、必要なタイミングで焼き付ける「見えないスタンプ台」として使えるんだ。背景を動的に描いたりエフェクトをかけたり、応用の幅がめちゃくちゃ広いんだよね。
#3半透明スタンプの連打
ここからが核心だよ。( ) の効果を ( ) にするで「幽霊」の効果を90にして、ほぼ透明な状態でスタンプを20回連打しよう。
( ) 回繰り返すループの中でスタンプと0.05秒の待機を繰り返すんだ。幽霊90%ってことは、1回のスタンプで白が10%しか乗らない――もし幽霊を下げなかったら一撃で画面が真っ白になってフェード演出にならないから、この90%という値が肝なんだよね。でも20回重ねると、ペンキャンバス上の描画がどんどん薄くなっていく。
幽霊90%で繰り返しスタンプするこのテクニック、普通なら「全部消す」で一括クリアするところを、あえて「じわっと消す」演出に変えられるのが強みだよ。残像やトレイル表現に使えるんだよね。1回で10%しか上書きしない仕組みは「指数的減衰」って呼ばれていて、最初は一気に薄くなるけど最後の数%がなかなか消えない性質がある。これが「スクリーンバーン」現象――画面に焼き付いたように残像がしつこく残るやつの正体なんだ。
旗を押すと、ホワイトフェーダーが幽霊90%で20回スタンプして画面がじわっと白くフェードしていくね。
#4完全クリアの仕上げ
半透明スタンプの連打だけだと、指数的減衰の性質でうっすら残像が残り続けてしまう。そこで最後にトドメを刺すよ。
( ) の効果を ( ) にするで「幽霊」を0に戻して、完全に不透明な状態でスタンプを1回だけ打つ。これでペンキャンバスが真っ白にクリアされて、フェードアウト演出の完成だ。
最後に幽霊0%でスタンプして、画面を完全に白くクリアしてるね。
まとめ
幽霊90%で繰り返しスタンプ→最後に幽霊0で完全クリアする2段構えが白フェーダーの基本形だよ。幽霊値を変えるとフェードの速さが変わるから、好みの残像感に調整してみよう。スクリーンバーン現象も逆手に取れば味のある残像表現になるから、いろいろ実験してみてね。