スクラッチでマリオ#09 - まるでクリボー！？敵モブ完成

スクラッチに挑戦している皆さん、どうも！スクラッチコーチです。

このスクラッチゲームの作り方への質問もOK

このスクラッチゲームの作り方に挑戦していて分からないことが発生したら質問してみてね。気づいたタイミングで回答するよ。質問は僕のスクラッチのプロフィールで受け付けているよ。

質問テンプレート（素早く3回クリックすると全選択できるのでコピーしよう）

・◯◯ ... 記事のどこまで実装が終わったのかを記入しよう。
・□□ ... どんな問題が起きているのか、どういうときに起きるのか、具体的に書こう。
・共有済みURL ... たまに共有してない作品URLを書いてる人がいるけど、共有しないとこちらから確認できないからよろしくね。

前回に引き続き、敵モブを作り込みます。

アニメーションする

敵モブのアニメーションでもコマを使う作戦にします。これはプレイヤーでも実装した作戦です。ただプレイヤーは歩くスピードが変わるのに対して、敵モブは基本的に一定スピードで動きます。そのためコマが変わる速度も一定間隔でOKです。

具体的には、プレイヤーで必要だった変数「コマスピード」が敵モブでは不要になります。

「○秒待つ」ブロックではなく、変数「コマ」を利用してアニメーションのスピード調整をしていきます。制御ブロックを使って処理を止めるのではなく、演算の特徴を使ってスピードをコントロールします。

これのメリットは、処理が止まらないのでカクカクしづらい点です。

コスチュームを変えるブロックを置きます。

「りんごとバナナ」で変数「モブ名」と数字を利用します。これはコスチューム名と連動しています。

ok-scratch

前提として、移動のコスチューム名は「モブ名 + 数字」である必要があります。スライムなら、スライム1とスライム2が移動用のコスチュームになります。

「切り上げ」ブロックと「剰余演算」ブロックを使います。剰余演算に入れる数字は、移動用のコスチュームの数です。

1をプラスします。理由は、剰余演算では2 ÷ 2 = 0になってしまうからです。コスチューム名は1から始まるため、プラス1します。

モブ名の後ろに合体させます。

これで完成です。

目が進行方向に動いている様が確認できます。

ステップ3で直接2という数値を剰余演算に指定しました。いわゆるマジックナンバーですね。プログラミングのマナーが良いとは言えません。

また、これは敵モブによって数が変わる可能性が高いので、変数化しておきます。

オプションにチェックを入れます。

ブロック定義「初期化する」内で使います。