スクラッチ作品でスプライトが歩くというのは、非常に多く見られる機能です。
それだけに色々な実装方法があり、どう作れば正解なのか、スクラッチを触り始めたばかりの人には悩ましいポイントだと思います。
そこで今回の記事ではスクラッチでよくある歩き方のコーディングを一緒に見ていきたいと思います!

スクラッチに正解はないから、どんなコーディングでもOK。ただ「よくある作り方」「ベストプラクティス」「王道」みたいなものはあるので、それを知った上で自分の思い通りに作るのが、最も自由なコーディングかなと思います。
歩くためのユーザー(プレイヤー)操作について
スクラッチでは矢印キーかWASDキー(以下、歩くキーと呼びます)を使ってスプライトが歩くという方法が多く見られます。
キー | よくある動き |
↑キー・Wキー | 上に歩いたりジャンプしたりすることが多い。 |
↓キー・Sキー | 下に歩いたりしゃがんだりすることが多い。 |
←キー・Aキー | 左に歩くことが多い。 |
→キー・Dキー | 右に歩くことが多い。 |

WASDキーでの歩き方はマイクラなどのゲームをやっている人には慣れ親しんだキー操作ですが、初めての人には難しいでしょう。そんなときは無理せず矢印キーを使ってプレイしましょう。
そして自分がスクラッチゲームを作るときも、矢印キーとWASDキーの2種類で動くようにしてあげると、誰でも楽しめる作品に近づくと覚えておきましょう。
歩く機能の色々な作り方
いっちばんシンプルな歩き方
動くブロックを使った最もシンプルな歩き方です。「リファクタリング」の勘所もおさえられるように作ってあります。スクラッチで「スムーズな歩き方・止まり方」を作る(Poultry Perilという作品が元ネタ)
Poultry Perilはニワトリがウシを倒すシューティングゲームです。ニワトリの歩き方がとてもスムーズなので、これを分析してみたいと思います。 歩き方の仕様 歩くキーを押して横に移動するときは、変数xに変数speed […]まとめ
歩く方法は止まる方法とセットで使い方をマスターすると、シューティングゲームやマリオなど、いろいろな作品で使う場面が出てくるので、今すぐ作り方をチェックしておきましょう。